ビジネススキーム

スキーム(scheme)とは「枠組みを伴った計画」や「計画を伴う枠組み」のこと。

例えば企業の事業計画は、事業の枠組みを表す計画であることから、事業スキームとも呼ばれます。
このような計画や枠組みは「組織立って」「継続的に」実行されることが期待されており、
この点が、単純に計画を表すプラン(plan)や、単純に枠組みを表すフレームワーク(framework)と異なるところです。

【どんな時に登場する言葉?】

計画が行われるあらゆる分野で登場する言葉ですが、
特に政治・行政や経済・ビジネスの場において頻出する傾向にあります。
例えば政治・行政の場では、基本計画や基本構想などのことを、
スキームと言い換えている場合が多いようです(このほかグランドデザイン、フレームワークなどの語も使用されている)。

また経済・ビジネスの分野では、事業スキーム(事業計画など)、課金スキーム(サービス利用者から課金を徴収するための仕組み)などの使用例があります。

【言い換えたい場合は?】

「計画」と「枠組み」のどちらの意味に軸足を置くかによって、表現方法が異なってきます。
まず「計画」に軸足を置く場合は「(基本)計画・構想・案」などの語を用いる事が出来ます。
また枠組みに軸足を置く場合「(基本的)枠組み・仕組み・図式・体系」などの語を用いることができます。


スキームの使用例

事業スキーム/ビジネススキーム

事業計画や事業の仕組み(いわゆるビジネスモデル)のことを「事業スキーム」または「ビジネススキーム」と呼ぶ事が出来ます。

例えばレンタルソフト会社は「CDやビデオを購入して、それを会員に貸し出して貸出料を受け取り、著作権者には著作権使用料を支払う」という事業スキームで成り立っています。

○○スキーム

この他、何かの計画や仕組みを表現したい場合、「○○スキーム」という表現を用いる事が出来ます。

例えば「改革スキーム・支援スキーム・認証スキーム・評価スキーム・決済スキーム・課金スキーム・連携スキーム」などの用例があります。


スキーム図

以上のよう計画や仕組みを図示したものを「スキーム図」と呼ぶ事が出来ます。代表的な図示方法のひとつに、会社や人などの立場(例; レンタルソフト会社・会員・著作権者)を□や○で囲み、立場どうしのやり取り(例; お金の流れ・サービスの流れなど)を→で表す方法があります。もちろんここで図示された計画や仕組みも、「組織立って」「継続的に」実行されることが期待されているわけです。

カラースキーム

デザインの分野では、配色に関する方針や枠組みのことを「カラースキーム」と呼びます。

例えば「基本色は白・青の2色を使い、アクセントに黒を用いる」など、

配色を運用するためのルールを定めておくわけです。

インテリアやパソコンの分野で頻出する用法です。

 

 

 

 


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